ネットやTVで株価についてのニュースを見かけるけど、正直理解してないのよね…
株価はものすごく重要だよ!特に投資をしたい人には超大事!
今回は日常に頻出する株価というものについて掘り下げていきます。
株価って何?
株価とは、株式会社の発行する株式が市場で取引される価格のことを指します。
株式会社は『株式』というものを発行していて、それを一般の人や投資家が買ったり売ったりするよ。
その株式が売り買いされるときの価格が『株価』ってわけね。
株式を買う…ということはその会社の一部を購入しているようなもの。
株式を買ったときに払ったお金はその会社の手に渡り、その資金を使ってより大きな利益を出そうとします。
そして利益が出た場合、その利益の一部が株式を買った人に還元されます。
このシステムこそが、株式会社が誕生した起源だね
また株式は買うだけでなく売ることも多々あります。(詳細は後述)
そういった株式を売り買いするときの価格(株価)は、株式を売買したい人たちの需要と供給のバランスによって決定されます。
そして株式市場における株価は、企業の経済状況、業績、将来性など多くの要因によって変動します。
つまり株価はその企業の価値の一部を反映しているとも言えます。
投資家がその企業の将来性に期待して株式を購入することで株価は上昇し、その逆の場合は下降します。
株価が上がったり下がったりするのはどんなとき?
- 企業の業績が良好であること
- 経済全体が成長していること
- 利益の増加や将来の成長が期待される新製品の発表があったとき
- 企業の業績が悪化したとき
- 金利の上昇や、経済全体が不況であるとき
- 政治的不安定や自然災害などが原因で投資家が株式を売りたくなるとき
A社とB社の株を持っているとします。
A社は業績も良く、新製品も売れ行きが良さそうです。
対してB社は不祥事などが相次ぎ経営自体が不安定になっています。
このときA社の業績はどんどん上がりそうなので、あなたはこのまま株式を保有しておいた方が利益を得られそうです。
しかしB社は今にも倒産しそうですから、このままだとせっかく購入した株式を保有しておくほど株価が下がって利益が減りそうです。
…となればB社の株式はみんな買いたがらないし、売りたがるわね
そしてB社の株価はどんどん下がっていきます。
なので今後の業績に期待が持てる企業な株価は上がっていき、その逆は株価が下がっていきます。
株価の上下は生活にどんな影響がある?
株価の上下は、主に株式投資をしている人々に影響を与えます。
株価が上昇すると、株式投資家の資産価値が増加し、その結果、消費支出が増加する可能性があります。
持ってる株式の価格が上がって利益が出る→色んなものを買うきっかけが増える ということだよ
これは経済全体にとってプラスの影響をもたらすことがあります。
一方、株価が下落すると、資産価値が減少し、消費者の支出意欲が低下することがあり、これは経済全体にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。
また、株価の動きは退職金や年金基金など、個人の将来の収入源にも影響を及ぼすことがあります。
多くの退職金プランや年金基金は株式市場に投資しており、市場の動きによって基金の価値が大きく変動することがあります。
株価の上下は、自分が将来受け取れるお金の額にも影響があるのね
さらに、企業にとっても株価は重要です。
株価が高い企業は、新たな資本を株式市場から調達しやすくなるため、事業拡大や新たな投資につながりやすいです。
逆に、株価が低迷している企業は資金調達が困難になり、事業の縮小やリストラを余儀なくされることもあります。
株価の上下は、投資家だけでなく間接的に一般消費者や企業にとっても大きな影響を及ぼします。
経済全体の健全性を測る一つの指標として、株価は常に注目されています。
株価は上がるに越したことはないってことだね
株価についておよそ把握できた気がする!
ぜひ参考にされてください。